- 2015-05-22 (金) 22:34
- レビュー
確か14~5年前でしょうか、DAHONの折り畳み自転車を買ったのですが、たいして乗ることもなくその後今に至るまで放置プレイでした。
折りたたんでもたいして小さくもならず、かといって普段使いには折り畳み構造が強度の面で不安だったので使いにくい自転車でした。
そのほったらかしだった自転車がふとしたきっかけで出てきました。
思ったよりも錆びておらず、まだ使えるかなと思ったのですが、誰が付けたのかカギがかかっていました。
4桁の番号で開ける細いカギだったのですが、番号など覚えているわけありません。
番号どころか自分で付けたのかも怪しいところです。
どうしようかと思ったのですが、かなり細いワイヤー錠だったのでこの機会に欲しかったアレを買って切断してしまおうかと思いました。
アレというのは大型工具のボルトクリッパーです。
私はワイヤーカッターと呼んでいたのですが、どうもメーカーによっても呼び方が違うようです。
古くは小さい頃に作ったティーガーI戦車の模型で車載されていたという記憶があります。
両手で使ってボルトや太いワイヤーを切断したりする工具なのですが、あまり家で使うモノではないですね。
今回購入したモノは、ロブテックスの全長600mmです。
7種類ラインナップされているうちのちょうど真ん中のサイズで使いやすい大きさかと思って選びました。
真ん中のサイズとはいえ結構大きくてペットボトル3本分くらいの長さがあり、重量も2.5kgほどあります。
作りはさすがエビだけあってしっかり出来ていますし、安心のMade in Japanです。
少し動きが硬いですが、しばらく動かしていれば馴染んでくると思います。
ただ、柄の部分の塗装がちょっと安っぽさを感じてしまいます。
グリップは断面が長方形で鍔が付いていてなかなか握りやすいですが、ちょっとゴム臭いですね。
鍔は持ちやすくはありますが、お腹で支えて両手で引いて切る時などは出っ張りが当たって少し気になります。
欲しかった工具の1つなのですが、使用頻度など無いに等しいうえに大きいので購入は躊躇っていました。
切断性能は軟鋼線材 80HRB以下でΦ10.0mm、20HRC以下でΦ9.0mmということです。
ワイヤー錠は5mmほどだったのでおそらく十分切断出来るはずです。
写真ではなかなかわかりにくいですが、刃の部分は恐ろしく頑丈でゴツくて重いです。
うっかりフローリングの床に落っことそうものなら穴が開いてもおかしくないです。
実は商品は今日届いたのですが、注文したのは一昨日でその間に番号総当たりでカチカチやっていたら開いてしまいました。
最初から手間でも番号を入れてみるべきでしたね。
カギが開けられないというのですぐに破壊しようと考えてしまうと、また『これだから男の人は・・・』と言われてしまいそうです。
番号がわかってカギは再利用出来るようになったのは良かったのですが、ボルトクリッパーの活躍は無くなってしまいました。
試しに切ってみようかなとも思いましたが、もったいないのでしばらくは筋トレにでも使おうかと思います。
そんな使い道になりそうですが、手持ちのハンドツールでは歯が立たないようなものもこれならドント来いなのは頼もしい限りです。
ちなみに肝心の自転車はシートポスト固着にリアブレーキ破損などなど修理に2万円以上かかる上に修理しても乗るつもりもないのでもったいないですが廃棄処分にしました。
エビ ボルトクリッパー 600mm EBC600ロブテックス by G-Tools |
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