- 2012-03-21 (水) 21:03
- レビュー
5年ほど前に東洋リビングのED-41SDという小型の防湿庫を購入しました。
小さいながらもしっかりした作りで見た目も良く気に入っていたのですが、だんだんカメラ機材が増えてきて少々窮屈になってきました。
レンズなどは新しいものを購入すると使用頻度の低い物などはその都度手放していたりしたのですが、そうはいってもお気に入りの機材は徐々に貯まっていくものです。
それはそれで機材好きな身としてはニヤニヤ出来るものが増えて嬉しいところではありますが・・・。
防湿庫を導入してからカメラ機材をカビなどにやられてしまったという経験はありません。
コンデジなどはいつも机の上に出しっぱなしですが、特に影響が見られないので防湿庫が無くても・・・という気もしなくもありません。
ですが、手持ちのコンデジよりはるかに高価なレンズ類に万一のことがあると目も当てられません。
防湿庫は湿度ばかりに目が行きますが、密閉性の高い収納庫なので部屋のホコリなども防げることは意外と大きいです。
また、開閉用の扉もあり、棚もある程度自由に移動出来たり増設も可能ですので単純に機材の収納ケースとしても便利です。
そんなわけでもう少し大きいサイズの防湿庫を購入することにしました。
今回購入したのは今まで使っていたものと同じ東洋リビングのED-120CDBという機種です。
link >> 全自動防湿庫 オートクリーンドライ | オートクリーンドライ
容量は118Lということで今まで使っていたED-41SDの約3倍の容量です。
基本的なデザインは同じような感じですが、引き出し棚が金属製から樹脂製に変わっていました。
またED-41SDの引き出し棚にはローラーが付いていてスムーズに出し入れ出来たのですが、ED-120CDBの棚はそういった構造になっておらず引き出しも少々引っ掛かる感じがするのが残念です。
ただ、金属製の棚はしっかりしている反面、機材をぶつけたり擦ったりすると結構ドキッとします。
そういう意味では樹脂製のほうが少し安心な感じはしますね。
容量が3倍になったことでだいぶ余裕が出来ました。
余裕が出来たからといって、欲しかったあのレンズとこのレンズを・・・と、いうようなことにならないように自重しなければいけませんね。
そしてここからが本命なのですが、今回購入するに当たってネットで情報を探していたところ面白いものを見つけました。
防湿庫内に照明を付けるというものです。
ちょうど購入しようと思っていた機種でのクチコミ情報でしたが、なかなか良さそうなので参考にさせてもらいました。
購入した庫内灯も同じものです。
『ELPA クローゼット灯セットPM-LCL01』と『増設用ライトのPM-LCL02』です。
くっつくとスイッチが切れ、離れるとスイッチが入るマグネットスイッチが付いたライトです。
セットの方に電源ユニットが含まれていて、増設用ライトだけでは点灯しません。
値段はヨドバシ.comで本体セットが約1200円、増設用ライトが1つ約600円ほどでした。
また、ケーブル類を固定するのにフックも一緒に購入しました。
10個入りで約300円ほどでしたが、100円ショップやホームセンターで買えばもっと安く済みそうですね。
本体セットにライトが1つ含まれますので増設用ライトは3つ購入しました。
本体セットには電源ユニット、ライト、マグネットスイッチなどが含まれます。
増設用ライトはライト本体と接続するケーブル1本のみです。
電源として使用する単3電池は入っていないので別途必要です。
電源ユニットは多少チープな感じはしますが、マグネットスイッチの感度は良好です。
説明書には約1cm以内の間隔で設置するよう記述がありますが、出来るだけ近くなるように設置したいところです。
増設用も含めたライト本体およびマグネットスイッチには両面テープがあらかじめ付いていますが、電源ユニットには付いていません。
ネジ止めなどすることを考慮したものと思われますが、両面テープは同梱されていますので必要に応じて貼り付けて使います。
まずはマグネットスイッチから取り付けることにしました。
付ける位置は開口部の左上です。
ここに電源ユニットへ繋がるマグネットスイッチを付けて、対になるマグネットを扉に付けます。
これで開閉のたびにON/OFFが切り替わるようになります。
先に電源ユニットに接続するマグネットを付けてから扉のへ対になるマグネットを付けました。
扉のマグネットの位置は様子を見ながら電源のON/OFFに問題無いところへ付けました。
次に電源ユニットに全てのライトを繋いでおおまかな位置決めをしました。
数珠つなぎに繋いでいくのですが、接続ケーブルが約30cmほどと短いのでここできちんと位置決めをしておかないと長さが足りないなんてことになりかねません。
電源ユニットを左側面に付けて1つめのライトは最上段の天井に付けることにしました。
そして、後壁に上から棚の位置に合わせてライトを設置することにしました。
参考にしたクチコミ情報の方は右側面でしたが、出来れば中央部分に設置したかったので後ろにしました。
引き出し棚の後側にはケーブルを通すのに十分な余裕があります。
最上段は上から、他の棚は後方から照明が当たるようにしました。
それほど大きい庫内でもないのですが、ケーブル長30cmというのは結構短いので要注意です。
最後にケーブルフックでケーブルを固定して完成です。
小型のライトですので光量はあまりありませんが、白色で見やすいです。
引き出し棚1段分を少し照らす程度には十分だと思います。
ただ、光量が少ないとはいえLEDライトはキラッと強く光るので開けたときに目に直接入る位置には設置しない方が良さそうです。
今回は最上段は天井、他の段は棚のすぐ下あたりに設置したので、かなりかがんで覗き込まなければ直接光源を見るということは無さそうです。
各ライトもケーブル1本で接続でき、両面テープで付けるだけですので簡単に設置出来ました。
トータルで3000円ちょっとというところでしょうか。
以前から防湿庫内の暗さが気になっていたのでなかなか良いアイデアだと思いました。
また、ライトもAC電源ではなく電池で動作するのもお手軽で良いですね。
電池の持ちが多少心配ですが、ライト4個で半年くらいはもちそうです。
ただ、毎日5分も開けないと思いますので実際はもっと長持ちするのではないかと思います。
今、東洋リビングの対象機種を購入するとLED庫内灯がもらえるキャンペーンをやっています。
私が購入したED-120CDBにもおまけで1つ付いていました。
これでも良いかと思ったのですが、LEDが5灯あるわりにあまり明るくなく毎回手動でスイッチをON/OFFしないといけないのが面倒です。
また、光の色が白色ではないのも気になりました。
過去にオートドライを購入したお客様限定で6月1日より限定販売するそうですが、買うのはちょっと・・・というものでした。
こういうものを用意するということはそれなりに庫内灯の要望はあるのでしょうね。
今回の庫内灯は、30分ほどで簡単に付けられました。
位置さえ決めれば後は両面テープで貼り付けるだけなので簡単です。
このライトのポイントは扉の開閉に応じてスイッチのON/OFFが出来るマグネットスイッチを使っているところですね。
開閉のたびに自動でスイッチのON/OFFが出来るのは面倒が無くて良いです。
なかなか良い感じに光ってくれるので意味も無く何度も開閉してしまいました。
光量はそれほどありませんが、ライトの有る無しで比べると結構違うものです。
これで防湿庫内がだいぶ見やすくなりました。
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