- 2014-02-27 (木) 22:33
- アニメ、漫画
Kindle Paperwhiteを購入して2週間ほど経ちました。
同時に購入していた肝心の本の方はというと、やっと機巧少女は傷つかない1巻が読み終わりました。
1冊読むのに2週間はかかりすぎですが、3割くらいでいったん中断、6割くらいでまた中断と、間が空きつつのんびり読んでいました。
まずは、本の感想ですが・・・普通に面白かったです。
すでにアニメを12話まで見ていて内容は知っていたのですが、それでも十分楽しめました。
今まで色々なアニメを見てきましたが、ライトノベル原作のアニメで原作本を読んだのは狼と香辛料以来です。
あちらは先に原作を読んでからアニメに入りましたが、今回はアニメを見てから原作に入りました。
原作でイメージを膨らませているところに映像や音声が入るのはわりとすんなりとその世界に溶け込めましたが、果たしてその逆はどうだろうかと思っていました。
正直なところ、1巻を読み切らずに飽きてしまうような気もしていました。
映像と音声がすでに入っているのでそこに文字が入ってどれだけ世界が膨らむかというところですが、こちらも意外とすんなり入り込めました。
たまたま原作者さんが書き方の上手い人だったのかもしれませんが、アニメの映像が文章でリプレイされてイイ感じに世界観が広がりました。
特に夜々の台詞がアニメの声で再生されてニヤニヤが止まりません。
読み始めるとトントンと読み進められて面白かったです。
アニメでは少し省略されているような場面の描写があったりして二度美味しい感じでした。
すでに2巻も購入しているので明日から続きを読んでいきたいと思います。
そして、1冊丸ごと電子書籍で読んだ感想です。
いざ、板状の端末で本を読んでみると、思いの外快適でした。
Paperwhiteが小説などの文字主体の本を読むのに特化しているというのもあると思いますが、すこぶる快適に読み進められました。
これをiPadで読んでいたら、ちょっと疲れてしまったかもしれません。
結構長い時間読んでいたりしましたが、確かに眼が疲れにくい感じです。
iPhoneやiPadのRetinaディスプレイと比べてなんじゃこりゃ感がすごかったのですが、この鮮明すぎないちょっと古い感じの表示が良いんですね。
お試し版のブラウザなど入っていたりもしますし、漫画などの絵のある本も読めますが、やはりPaperwhiteの真骨頂は文字を読む端末だとあらためて思いました。
外観も余計な装飾やボタン類もなく、重さは・・・もう少し軽いとさらに良いですが、シンプルでとても使いやすいと思います。
iPhoneやiPadは初めて使ったときにとても大きな感動があり、毎日ニヤニヤしてしまうような感じでした。
それにひきかえPaperwhiteは最初に大きな感動はありませんでしたが、時間が経つとジワジワ来る感じです。
もっと使い慣れてくるとiPhoneやiPad並に手放せない端末になるかもしれません。
そして、気になっていた実物の無い電子書籍ですが、いざ使ってみると思ったより気にならないです。
本の値段とあまり変わらないうえにモノが無いので損な気もしていたのですが、使い勝手の良さが勝ってしまい紙の本というモノが無くても良いと思うようになりました。
紙の本と比べても十分読みやすい端末のおかげではありますが、電子書籍良いんじゃないという感じです。
もちろん安ければ安い方が良いですが、値段的に紙の本より少しでも安ければ良し、同額でもまぁ買うのはアリかなと思います。
サービスが終了したら・・・などということを考えるより、1冊でも多く便利に読んでみたいと思うようになりました。
もちろん不安はありますが、面白い本を読めて満足すればそれで良いかなと思います。
とりあえず、機巧少女は傷つかないの最新巻までこれから読んでいこうと思います。
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