- 2011-12-01 (木) 16:23
- レビュー
毎年寒い季節になってくると気になるのが乾燥です。
以前は、部屋の暖房に灯油を使ったヒーターを使っていました。
現在は夏に冷房で活躍したエアコンをそのまま暖房にして使っています。
狭い部屋なので休日などにパソコン2台をつけっぱなしにしていると暖房どころか冷房に戻す時も珍しくなかったりします。
温度に関しては直接影響しますので気にせざるをえませんが、生活する上で湿度は意外と気にしていません。
湿度を気にしているのはカメラ機材くらいです。
ところが今の時期、朝起きると喉が痛かったりします。
湿度がどれほど影響しているかわかりませんが、喉がやられる原因のうちの1つではないかと思います。
喉が痛くなると体調にも影響してきます。
ただでさえ他の季節より風邪をひきやすい季節ですので気をつけなければいけません。
そこで、今年こそはということで思い切って加湿器を買うことにしました。
ですが、いざ加湿器を買うにしてもまずはどんな種類があるのかを調べなければいけません。
今回購入するに当たっては以下のサイト様を参考にさせて頂きました。
link >> 加湿器の種類と特徴 (あつ花別館様
link >> 加湿器の選び方・4つのポイント [生活家電] All About
link >> 加湿器 – Wikipedia
加湿方式は、大きく分けて3つあるようです。
スチーム式、超音波式、気化式の3つです。
あとは、スチーム式と気化式の良いところを合わせたハイブリッド式というのもあるようです。
そして、それぞれ利点と欠点があるようです。
その中で特に気になったのが超音波式です。
水を霧状にして吹き出すために水になんらかのものが混ざっていても遠慮無く一緒に吹き出してしまいます。
ミネラル分や雑菌など全部吹き出すのはかなり気になります。
市販の蒸留水など使えば良さそうですが、コストが大変です。
実は、最初に加湿器を買おうと思ったときは超音波式が良さそうな気がして選んでいました。
ですが、きちんと調べてみると色々わかりましたので今回は候補からハズしました。
そこでスチーム式もしくは気化式から選ぼうと思ったわけですが、どちらにしても構造が単純で手入れのしやすいものを探しました。
水を使う以上、長期間使うにはやはり手入れは必須だと思います。
面倒くさがり屋なので、アレコレ分解して掃除したりするようなものは結局面倒でやらなくなりそうです。
そこで選んだのが象印の加湿器EE-RC35-AAでした。
link >> スチーム式加湿器 EE-RC35、EE-RC50|商品詳細|象印
写真を見ただけで、簡単な構造だとわかるシンプルさが気に入りました。
どう見ても電気ポットですね。
レビュー
表示パネルは日本語でわかりやすいです。
説明書を見なくてもすぐわかるボタン類は好感が持てます。
上蓋部分は薄い水色になっています。
冬に使うなら暖色系の方が良さそうな気もしますが青系は清潔感があって良いと思います。
上蓋はロック解除しながらでないと開かないようになっています。
一見面倒そうですが、慣れれば親指でロック解除しつつ片手で開けられます。
開けたところは電気ポットそのままですね。
水タンクが全開して直接手を入れて掃除出来るのは良いです。
上蓋は後ろに付いている黒いボタンを押しながらずらすと簡単に外れます。
上蓋が外れるとお手入れもしやすいですね。
本体の左側の側面に水を捨てるための穴が開いています。
ちょっとしたことですが、こういう部分が使い勝手の良さに繋がりますね。
電源コードは電気ポットなどではお馴染みのマグネット式になっています。
コードは1mちょっとと少し短いので設置環境によっては延長コードが必要になるかもしれません。
また、あまり気にしていませんでしたが、Made in Japanでした。
デザイン重視の電化製品ではまずありえない背面の説明書です。
一見すると見た目が気になりますが、基本的に操作パネルを正面に向けて使いますので後方は意外と気になりません。
必要なことがまとめて書かれていますので説明書が見つからなくても安心ですね。
デザイン
見た目はお湯の注ぎ口こそありませんが、まさに電気ポットです。
このデザインは好き嫌いが分かれそうですが私は好きですね。
B&Oのオーディオセットが似合うようなお洒落な部屋であればもう少しこだわりたいところですが、私の雑然とした部屋にはむしろピッタリです。
電気ポットでお馴染みの象印らしく安心感があります。
ライバルメーカーのタイガーがわりとデザインを考えたようなものを出しているのとは対照的です。
本体に持ち運ぶためのハンドルが付いていますが、使い勝手を考えるとあった方が断然便利ですね。
本体は真っ白で上蓋部分が薄いブルーになっています。
自室に置いて使うにはブラックやブラウン、レッド、グリーンといった色も良さそうですが、白は清潔感があって良いです。
動作音など
水を沸騰させますので沸騰した時の音がします。
ネットのレビューなどで結構大きい音がするような意見が見られましたが、私はあまり気になりませんでした。
むしろ、沸騰している音がした方が蒸気が出ている感じがして好きですね。
このへんは、動作音のしないSSDとカリカリ音のするハードディスクの違いに似ています。
動作しているというのが実感出来るのは良いです。
レビュー時には室温が少し高めでしたので蒸気はそれほどハッキリ見えませんが、モクモク出てくる蒸気を見ていると加湿能力の高さを実感します。
本体の温度など
蒸気の吹き出し口はかなり高温になります。
普通にやけどしてもおかしくないレベルです。
スチーム式なので仕方の無いところかもしれませんが最も注意するべきところです。
吹き出し口以外はさほど熱くはなりませんが、本体側面などはさわるとほんのり暖かいという感じでしょうか。
多かれ少なかれ熱が出ますので設置場所の周囲は少し気を遣います。
また、電気ポットと同程度の大きさがありますので実際に置いてみると結構大きいです。
水を使う機器なので、電子機器などからは離して置いた方が無難です。
まとめ
毎年導入しようと思いつつ導入しなかった加湿器をやっと導入出来ました。
正直なところ、狭い部屋なのでちょっと大型過ぎたかなという感じはあります。
私の購入したEE-RC35というモデルの上にRC50というもう少し大型のモデルもあります。
下にはQA30という小型のものもあったのですが、こちらでも良かったかもしれません。
水が沸騰するまで加湿が出来ないのですが、蒸気が出て加湿が始まると部屋が狭いこともあって弱運転でもあっという間に湿度が上がります。
加湿を始める前は湿度が32~3%くらいだったものが56~7%くらいまで上がると何となく部屋の空気が変わった感じがしました。
気のせいか呼吸したときの空気感も変わった感じがします。
まだ寝起きの際に使用していませんが、朝起きた時の体調がどうなるかが気になるところです。
このへんの体調の変化は人によって変わると思いますが、改善されればありがたいです。
加湿器の中にはイオンやビタミンが出るものやアロマで香りが出るものなどありますが、今回はそういったものが無いシンプルな水蒸気のみの機種を選びました。
以前にマイナスイオンが出るという空気清浄機を使ったことがあるのですが、今ひとつ効果が実感出来ませんでした。
香りが出るのも良いですが、それはそれでアロマオイルなどをその都度用意する必要があったりして面倒です。
珍しがって使うのは最初のうちだけで結局飽きてしまいそうです。
構造が単純で手入れがしやすく必要な機能がしっかりしていて扱いやすいこの加湿器はなかなか良かったと思います。
さすが象印という一品ですね。
ZOJIRUSHI スチーム式加湿器 EE-RC35-AA ブルー 象印 2011-09-01 by G-Tools |
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コメント:2
- 関口 まゆみ 21-01-03 (日) 7:31
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加湿器用のウォーターフレグランスと一緒に使用してもいいでしょうか?
故障の原因になりませんか? - Rio 21-01-03 (日) 10:54
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スチーム式での利用は出来ないと謳っているものが多いようなので使用しない方が良いと思います。
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