Kimagureman! Studio ~趣味全開! 気まぐれ更新日記~
NTT東日本ひかり電話ルーター「RT-200KI」の電源アダプター交換
- 2011-03-12 (土)
- パソコン
2~3日前NTT東日本から『ひかり電話ルーター「RT-200KI」に関する重要なおしらせ』というハガキが届きました。
何かと思い、見てみるとRT-200KIで昨年2件の焼損事故が発生したとのことです。
事故原因については調査中とのことですが、何らかの原因により異常電流が発生したため発熱発火に至った可能性があるそうです。
そこで、異常電流の発生を未然に防ぐ対策を施した新しい電源アダプタを送付するとのことでした。
このルーターは、引っ越しをしてから光回線にして、少し経ってから光り電話の導入とともに設置したルーターです。
かれこれ4~5年経つでしょうか。
おそらく利用者はかなり多いと思われるルーターだと思うのですが、こういう製品の不具合が通知されるというのは私の使っていた製品ではカノープスのDA-Port USB以来のような気がします。
ハガキが届いてから本日、そのアダプタが届きました。
新しいアダプタは本体が細長くなり、ケーブルも太くなっています。
以前のアダプタのケーブルは細いモノでした。
早速、地震の後片付けをしながらアダプタを交換しました。
単なる電源アダプタなので、交換して性能が上がるというわけではありませんが、地震のうえに焼損事故など考えたくもありませんので、まずは一安心というところでしょうか。
このルーターも設置からずいぶん年月が経っており、自宅内のLAN環境が1000BASE化しているのを考えると、別なものに取り替えたいところです。
ただ、ひかり電話がある以上、市販のルーターと取り替えるわけにもいかず、多少不満がありつつも仕方無く使っているところです。
1000BASE対応の無線LAN内蔵ひかり電話対応ルータもあるようですが、どうもルーターの交換だけで工事費がかかるようです。
調べてみると、ひかり電話についてルータのMACアドレスを登録する必要があるらしいです。
工事費や月額のレンタル料を考えると、ちょっと交換する気にはなれません。
別途、市販の無線LAN内蔵ルーターを買って繋ぐのもいいですが、ただでさえ多い周辺機器がまた1つ増えるのは邪魔です。
せっかくの機会なので、ルーターを取り替えたいと思いましたが、まだまだ使うことになりそうです。
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国内観測史上最大のM8.8 大地震
- 2011-03-11 (金)
- 雑想
今日は、もうこの話題しかアリマセン。
確か最初に揺れたのは14時半頃だったような気がします。
4階で仕事をしていたのですが、あまりの揺れの大きさに立っていられずに皆しゃがみ込んでいました。
揺れの大きさから尋常でない状況を感じました。
棚などからモノが落下し、そこかしこに散らばっていました。
いったん揺れが収まった際に安全な場所に移動しました。
その後、15時頃から18時半頃まで待機していましたが、帰宅しても良いという指示が出ましたので帰宅することにしました。
帰宅と言っても電車は動いていませんし、車があるわけでもありません。
仕方無いので、徒歩で帰ることにしましたが、家まで約25kmくらいあるのでなかなか大変な距離でした。
てくてく歩いていると、同じように徒歩で帰ると思われる方々が多く見られました。
しかし、徒歩で帰るといっても、まず徒歩で行き来するような距離ではありませんので道がサッパリわかりません。
道は、iPhoneのマップを頼りに移動することになりました。
多少のズレはありましたが、なかなか正確に道順を示してくれました。
大通りを通ったり住宅街を抜けたり、夜間で人通りも少ない所も多く非常に不安もありましたが、ひたすらてくてく歩いていきました。
途中のコンビニで軽く食事をしてがんばりましたが、3時間半ほどで帰宅できました。
iPhoneのマップで調べた限りでは徒歩で4時間46分でしたのでかなり早かったようです。
かなり早く歩いてきたので脚がパンパンですが・・・。
電話は繋がりませんでしたが、ネットはわりと順調に繋がりました。
情報を得るということではiPhoneはとても役に立ってくれました。
自宅は、特にこれといって被害はありませんでした。
ただ、自室ではモノが散乱して大変な状態でした。
懸念していた棚の上のガラス戸がついたCDケースは落ちずに済んでいました。
落ちたのは、棚のフチに置いていた物ばかりでした。
以前からちょっと危ないかなと思っていたりしたのですが、見事にほぼ全て落ちていました。
このあたりは、今回の事を教訓に対策をしなければいけないですね。
23時を過ぎた現在もなお余震が続いています。
規模の大きさもさることながら、揺れが断続的に続いているというのは非常に不安になります。
NHKなどの映像を見ると、震源地に近い岩手の方では計り知れない被害が出ているようです。
これから1日2日と経つごとに被害状況はどんどん明らかになると思います。
いったいどれほどの被害になっているのか想像もつきません。
大自然の驚異を身をもって感じた1日でした。
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『カメラ』のGPS情報機能にご用心。
- 2011-03-10 (木)
- 撮影機材
先日、作業記録用として使っていたコンデジのDSC-T9の代わりにDSC-HX5Vを購入しました。
多少大きくなってしまいましたが、SDカードや動画に10倍ズームなどなかなか魅力的なカメラです。
そのDSC-HX5Vには、GPS機能が付いています。
GPSというと、多くの方は現在いる場所がわかるということを思い付くと思います。
ケータイなどでは当たり前のように現在位置がわかったりしますので、もはやごく普通の機能ではないでしょうか。
私もこのカメラを購入するにあたっては、上述の魅力的な機能を元に選び、GPS機能は大して気にしていませんでした。
ところが、最近になってこのGPS機能が多少問題のあることに気付きました。
それは、現在位置がわかるということは、旅行先でどこかへ行ったりした場所などだけでなく、自宅で撮れば自宅の場所が記録されてしまうのです。
出かけた時に撮った写真なら位置情報が残るのは利点ですが、自宅の位置情報が残ってしまうのは危険なことになる可能性があります。
もちろん、自分で撮ったモノを自分だけで見て楽しんでいる分には問題無いと思います。
問題なのは、その写真をネットで公開などしてしまった場合です。
写真の中にExifという情報があり、その中にGPS情報も記載されています。
最近のものであれば、ほぼ特定できるくらいの精度はあるのではないでしょうか。
私も試しに撮った写真を調べてみましたが、驚くほど正確に位置が出ました。
DSC-HX5Vには、PMBという画像管理のソフトが付いてきます。
このソフトで撮った写真を開いたときに、何かマークが付いているのが気になっていました。
調べてみると、これは位置情報がある写真にマークが付いているようです。
また、PMBには、撮った写真の位置情報を削除するというコマンドもあります。
そういった表示や機能を付けているのは、開発側も何らかの考えがあってのことと思います。
幸い、HX5Vで撮った写真はまだほとんど使用していませんでした。
東芝のSDカードの参考写真はHX5Vで撮ったのですが、藤 -Resizer-で縮小しているのでExif情報はスッキリ消えています。
以前から藤 -Resizer-でExif情報が消えるのが気になっていたのですが、むしろ消えてくれてありがたい感じがしました。
iPhoneのカメラ
ただ、後から調べて気付いたものは他にもありました。
それは、iPhoneです。
iPhoneにもカメラは付いています。
そして、他のケータイなどと同様に現在位置がわかる機能も持っています。
標準で付いているマップ機能などを使えば現在位置がすぐわかると思います。
iPhone標準のカメラは、シンプルでカメラ機能を使っても位置情報が残るなどとは思いませんでした。
思い出してみると、後から入れたアプリなどにも位置情報を利用するといったことを表示したアプリがいくつかありました。
位置情報を使っているかどうかは、設定→一般→位置情報サービスからわかります。
見てみると、意外に多くのアプリで位置情報が使われていました。
iPhone 4のiOS4.2.1では、過去24時間以内に位置情報を要求したアプリにはマークが付きます。
この中に、iPhoneのカメラも入っているのです。
確認してみると、位置情報サービスがオンになっていました。
ちょっと記憶が定かではないですが、初めて使う際にオンにしたような気がしなくもないです。
このカメラの位置情報サービスは、オンにすると撮った写真のExif情報にGPS情報が残るようです。
オンオフで試しに撮ったところ、オフではGPS情報はありませんでした。
iPhoneの場合、ネットにアップロードするのも直接ネットに繋がっているので簡単です。
以前にTwitpicでアップロードしていたので、気になって確認してみました。
すると、Twitpicでは、画像サイズなどの一部情報以外スッキリ無くなっていました。
私の場合は、Twitpicしか利用していませんが他にも写真をアップロード出来るサービスはたくさんあります。
気になる方は、一度調べてみた方が良いかもしれません。
また、他にも位置情報が不要と思われるアプリは、オフにしておいた方が良いかもしれません。
自宅の場所がわかったところであまり気にしない方もおられるかもしれません。
ですが、ネットなどで公開すれば、世界中の人が見ることが出来ます。
良い人ばかりならよいですが、そうでない人もいることを忘れてはいけません。
写っている内容とGPS情報を見れば、自宅かどうかも簡単に検討がついてしまうと思います。
ケータイやコンデジなど気軽に写真を撮れる機材が身の回りに増えて来ました。
写真は、写っているものだけでなく、中にも情報があることを知っておくべきです。
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