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ヘッドホンアンプでオペアンプを聞き比べてみた


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先日制作したヘッドホンアンプですが、その後オペアンプの選定でアレコレ聴いていました。
差し替えながら聴いているとオペアンプによってだいぶ音が変わることがわかりました。

【レビュー】ヘッドホンアンプとACアダプターを作ってみた

そこでいくつか聞き比べてみて今後使おうと思うものを選んでみました。

【試聴環境】
ネットワークオーディオプレーヤー:Olasonic NANOCOMPO NANO-NP1
D/Aコンバーター:PS AUDIO NuWave DAC
D/Aコンバーター:Topping D20 + 自作安定化電源
ヘッドホン:beyerdynamic DT990Pro

試聴ディスク:霜月はるか / SHIMOTSUKIN 10th Anniversary BEST PREMIUM COMPLETE BOX
※FLAC形式でリッピングしたものを試聴



オペアンプレビュー その1

※D/Aコンバーター:PS AUDIO NuWave DAC

U1:利得オペアンプ
U2:バッファオペアンプ
U3:サーボオペアンプ

【★★★★☆】
U1:LME49720
U2:MUSES8920
U3:LT1112

ボーカルのサ行がやや気になるが少し重心が下がった感じで安定した感じ
高音から低音まで抑揚が大きく音圧が高い感じで聴いていて楽しい
しかし、長時間聴くにはやや疲れる音
繊細さよりも太い音で低音がしっかりしている感じでポップスやロック、ジャズ向きな感じ
音の広がりはやや狭い


【★★☆☆☆】
U1:OPA2134PA
U2:LME49720
U3:LT1112

抑揚少なめであっさりした感じ。
フラットな感じで長時間聴きやすい。
その分やや面白みに欠ける。
良くも悪くも味付け無しな感じ。


【★★★☆☆】
U1:MUSES8920
U2:LME49720
U3:LT1112

全体的にバランス良く前に出てくる感じ
ボーカルにもう少し潤いが欲しいところ
尖ったところが少なく長時間聴きやすい
音の響きは綺麗だがあと一歩前に出て欲しいところ


【★★★★☆】
U1:OP275
U2:MUSES8920
U3:LT1112

LME49720と比べてだいぶ聴きやすい感じで少し荒ぶれていた音が安定した感じ
音の響きは綺麗で刺さるような響きにはならない
高音~低音まで全体的な音のバランスは良い感じで長時間聴いても疲れにくそう
低音の出が若干弱い感じもあるが十分メインで使える組み合わせ


【★★★★☆】
U1:OP275
U2:OPA2604AP
U3:LT1112

若干マイルド寄りで音の厚みが増した感じだが少し締まりが足りない感じ
もう少しボーカルが前に出て来て欲しいが声の余韻が心地よい
アナログ的な感じの響きで優しく余韻が綺麗だが低音がやや弱め
ゆったりした曲を聴いているとジンワリ来る感じ
かなり聴きやすい音だが前への張り出しがもう少し欲しいところ


【★★★☆☆】
U1:OPA2604AP
U2:MUSES8920
U3:LT1112

音の響きは綺麗ですっきりした感じだが若干線が細い感じで物足りなさも感じる
ボーカルに暖かみを感じる
テンポの遅い曲だと濃厚な感じで合いそうだがテンポの速い曲だともう少し明瞭さと張り出しが欲しい
じっくり聴かせるような曲だとソフトで心地よい感じになりそう
全体的にマイルド、ソフトという感じで解像度は低め


【★★☆☆☆】
U1:LME49720
U2:OPA2604AP
U3:LT1112

音の広がりがやや足りない感じ
音の締まりは悪くないが、響きが今ひとつ
聴きやすくはあるが特徴が少なくあまり面白みがない
あっさりしているが弾力を感じる音


【★★☆☆☆】
U1:NJM5532DD
U2:OPA2604AP
U3:LT1112

低域に特徴的な響き有り
音の広がりはあまりない
音の響きがやや霞んで聞こえる


【★★★☆☆】
U1:OP275
U2:MUSES8920
U3:OPA2604AP

程よい張り出し感で聴きやすい
音の広がりはほどほどにある感じ
ボーカルの滑らかさが足りず、刺さりが気になる


【★★★★☆】
U1:OP275
U2:MUSES8920
U3:OPA2134PA

音の響きが若干ぼやける感じはあるが高音~低音までバランスは良い
もう少し解像度が上がると面白いのだが長時間聴いて疲れにくいギリギリのところ
ボーカルは悪くないがあまり特徴がない
低音が若干弱いが十分メインで使える


【★★★★★】
U1:OPA2604AP
U2:LME49720
U3:MUSES8920

全体に抑揚もあり音の響きも太めだが瑞々しい
ボーカルの伸びも良く余韻も心地よいが若干ハスキーさも感じる
解像度も高すぎずかといって低すぎない良いバランス
どちらかというとぼやけ気味な感じがしたOPA2604APの良さが生きてきた感じ
長時間聴くにはやや疲れる音だが聴いていて楽しい音


【★★★★☆】
U1:NJM2068DD
U2:LME49720
U3:MUSES8920

低域が多めだが全体に主張しすぎず落ち着いた感じ
ボーカルはやや引っ込み気味だが程よく聴きやすい
解像度も無理して高くないが曲によっては薄いフィルターがかかった感じになる
長時間聴きやすい音


オペアンプレビュー その2

※D/Aコンバーター:Topping D20 + 自作安定化電源

その2は、その1の組み合わせで良かったLME49720とMUSES8920を固定してU1のみ変更して仕上げの調整をしてみました。
また、D/Aコンバーターを当初からセットで使う予定だったTopping D20に変更して試聴しました。

【★★★★★】
U1:LT1364CN8
U2:LME49720HA CANタイプ
U3:MUSES8920

若干ボーカルに固い感じがあるもののサ行もさほど気にならない
LME49720に感じる若干の荒さ解消のためにCANタイプのものに変更したところ荒さが解消されスッキリした
音の迫力、広がりも十分あり、飛び抜けた分解能で緻密な音がする
透明感もあり全体的に音の安定感が増した感じ


まとめ

最終的にレビューその2のLT1364CN8、LME49720HA CANタイプ、MUSES8920で落ち着きました。
3つとも秋月電子で購入しました。


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特にLME49720のCANタイプは、同じ49720とは思えないくらい音が安定しました。

CANタイプなのでそのままでは使うことが出来ませんので変換基板(共立エレショップで購入)を使って装着しました。
また、放熱器も使えるのでそれも合わせて使ってみました。


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LT1364CN8はかなり発熱があります。
放射温度計で表面温度を測ってみたところ、67~69℃くらいになっていました。

内部温度はさらに高いと思われます。
仕様書によると動作温度は85℃までのようなので結構ギリギリのところかもしれません。

数時間試聴していても特に動作に問題は無さそうでしたが、念のために放熱器(共立エレショップで購入)を付けてみました。


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正確に測れているかわかりませんが、放熱器の上面で40℃くらいになりました。
小さい放熱器ですが、多少は役に立ちそうです。



差し替えながらアレコレ聴いているとだんだんわからなくなってきてしまいますが、聞き比べはなかなか面白かったです。
いままでDT 990Proはあまり使っていなかったのですが、今回あらためて使ってみると驚くほど良い音で鳴ってくれました。

お気に入りのAKG K550に差し替えてみると驚くほど物足りなくなってしまいます。
Q701でも迫力不足ですし、手持ちのヘッドホンではDT 990Pro専用機になりました。

PS AUDIOのNuWave DACはスピーカーで聴く分には抜群に良い感じなのですが、ヘッドホンを使うと曲によってはキンキンした感じがして聞きづらかったりします。
比べてTopping D20は、解像感や音の広がりなど落ちますが、その分曲によっては聴きやすくなります。

録音状態が良い物ばかりならNuWave DACを使いたいところですが、そういうわけでもないので全体的にはTopping D20の方が使いやすいです。
特にゆかりんのCDは録音状態なのか元々相性が悪いのかわかりませんが、NuWave DACだとボーカルがキンキンしてしまって聞きづらいです。

オペアンプはそれほど高価なものでもないので色々種類を集めて聞き比べてみるのは面白いですね。
市販のヘッドホンアンプでは得られない満足感がありました。


【レビュー】D/Aコンバーター Topping D20を使ってみた


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最近は自宅で音楽を聴くのにヘッドホンを用いることが多くなりました。
9月になって涼しくなってきたというのもありますし、先日購入したAKG K550がすこぶる良い感じのヘッドホンで聴くのが楽しくてタマラナイというのもあります。

ネットワークオーディオプレーヤーのOlasonic NANO-NP1からD/AコンバーターのLUXMAN DA-100に繋いで、そこから3台のアンプに流しているのですが、DA-100のアナログ出力が1系統しか無いためにラインセレクターのLUXMAN AS-4IIIを間に挟んでいます。

このラインセレクターが以前から気になっていました。
間に余計なものを挟む上にケーブルも1本余計に使わなければいけません。

ですが、機器を切り替えるたびにRCAケーブルを繋ぎ直すのでは面倒ですし、端子を痛めてしまいます。
アナログ出力の多いD/Aコンバーターを入れようかと思ったのですが、思いの外価格が高い物しか見当たらなかったので諦めていました。

そんな中、試しにラインセレクターを抜いてDA-100とヘッドホンアンプのJADE casaを直接繋いでみたところ、予想通り音質がだいぶ良くなりました。

やはり間に余計な物を入れているのはまずいと思い、以前から気になっていた安価なD/Aコンバーター『Topping D20』を入れてみようと思いました。
Topping D20は小型で機能は最低限でありながら見た目も良く、評判も悪くないということで試しに買ってみました。


Topping D20レビュー

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外箱は茶箱にピンクで文字やイラストが描かれています。
手前の角2箇所が凹んでいましたが、特に問題無しです。



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中身はしっかりした緩衝材で覆われていて安心感があります。
多少外箱が潰れても問題なさそうなくらいにしっかりしていますね。

本体が右側、左にACアダプターとUSBケーブルが入っています。
説明書は本体の上に小さい冊子が載っていますが、英語と中国語のみの記載です。



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本体前面は電源と入力切り替えの2つのスイッチと電源ランプ、入力ランプのみのシンプルなデザインです。
前面パネルも厚さ8mmほどのアルミのヘアライン仕上げで安っぽさがありません。

2つのトグルスイッチは小気味良くポクポクと切り替え出来て良い感じです。
Unlockと書かれたランプは各デジタル入力の信号が無いと赤く点灯します。



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本体上面には溝が入っていますが、底面はツルンとしていて特に何もありません。
ゴム足が4つ接着されていますが、これは時間が経つとズレてきたりしそうです。

価格的にはこの程度で十分かなと思います。



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背面には各種端子類が並んでいます。
アナログ出力×1、デジタル入力×3(同軸、光、USB)、DC INと必要最低限のものがあります。

アナログ出力、同軸入力端子は金メッキ処理されています。



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付属のACアダプターです。
ネットのD20のレビューではこのACアダプターを交換すると効果的だという記述がよく見られます。

アダプタ本体は軽くて心許ない感じですが、ケーブルはわりとしっかりした感じです。
本体には小さくDOSPARAの文字が記載されています。



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付属のUSBケーブルです。
私の場合、ネットワークオーディオプレイヤーを使用しますのでUSBケーブルは使いません。

ケーブルにはToppingの文字が入っていました。



試聴

まずはDA-100の代わりに繋いでみて試聴してみました。
試聴には最近のお気に入りCD、田村ゆかり『木漏れ日の花冠』を使いました。


試聴環境

acer REVOCENTER(Windows Home Server 2011 / Asset UPnP)
↓LANケーブル(型式不明)
NETGEAR GS108v3
↓ELECOM LD-GPY/WH3
Olasonic NANO-NP1(ネイティブモード)
↓AUDIOTRAK GlassBlack2plus
Topping D20
↓自作ケーブル(BELDEN 8412 0.8m + REAN NYS352G)
ORB JADE casa

AKG K550

※音源はCDからリッピングしたFLACファイル。
※NANO-NP1以下の電源はTASCAM AV-P25RMKIIIに接続。



一聴して結構驚きました。
DA-100に比べると解像感や高音低音の伸びなど劣りますが、非常にやわらかい感じで聴きやすいです。

特に高音の刺さりや女性ボーカルのサ行の響きが気になる曲などはかなりマイルドな感じになりました。
薄いフィルターをかけたような感じになるので当然と言えば当然かも知れませんが、録音状態のあまり良くない曲などは程良く聴きやすくなりそうです。

楽曲や組み合わせる機器によってはDA-100よりも長時間の視聴は楽かも知れません。
総合的にはやはりDA-100の方が上のように思いますが、聴きやすい音というところではかなり評価したいところです。

バランスは悪くなく、むしろ5倍くらいの値段差を考えるとコストパフォーマンスは高いですね。
ただ、価格以上のパフォーマンスはありますが、音のレンジは狭い感じなので過剰な評価は出来ません。

プレーヤーやアンプなどD20の前後に使う機器によっては思わぬ良い音が出せそうな気がします。



ACアダプターの変更

ネットのレビューで記載の多いACアダプターの交換をしてみました。
ただ、D20のレビュー記事にある写真を見ると以前付属していたものとは違う物が付属しているようです。

 link >>  白箱が選んだTOPPINGマイスター「TOPPING D20]について語る|白箱.com(sirobako.com)
 link >>  D/Aコンバーター D20を購入 – 耳は節穴


箱の中の配置も変わっていますし、USBケーブルもグレーから黒に変わっています。
また、本体形状も底面に溝があったように見えますが、手元にある製品にはありません。

ACアダプターは形状が大きく変わっていますが、中身も大きく変わっているかもしれません。
とはいえ、せっかくなので交換して音の変化を試してみようと思い、秋月電子通商のACアダプターを注文してみました。


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ネットのレビューでは秋月の15V3Aが良いという話を多く見たのですが、おそらくLTE(GFP)451DA-1530(1,400円)のことだと思います。
ですが、残念ながら現在は取扱終了になっていました。

仕方ないので1つ下の15V1.6AのNT24-1S1516(1,100円)を買ってみました。
電解コンデンサーに高信頼品(ルビコンZLHシリーズ、PXシリーズ)を採用しているということでちょっと期待です。

プラグは内径2.1mm、外径5.5mmでそのまま使えました。

交換して同じように試聴してみましたが・・・明らかに音が変わりました。
特に低音がだいぶ出るようになりました。

解像感も上がった感じで音の輪郭がよりハッキリしてきた感じがします。
逆に最初にあった音のやわらかさが少し失われた感じです。

このへんは好みですが、機器や音の好みによっては付属のACアダプターの方が良い場合もあるかもしれません。
私は交換した方が好みでしたので秋月のACアダプターを使用しようと思います。



総評

以前からデザインの良さや価格の安さと単機能のD/Aコンバーターということで気になっていたTopping D20を使ってみました。
結果はなかなか悪くない感じで常用して問題なさそうです。

設置場所が限られている環境なのでサイズが小さいというのがうれしいところです。
見た目も決して安っぽぃわけではなく価格を考えると十分納得の作りです。

音に関しても評判通り良い感じですのでメインとしても十分使えそうですし、それなりのシステムを組んでいる方でもサブとして使うのに良さそうですね。
とりあえず、D20とJADE casaを直結してヘッドホン環境で使うことにして、DA-100はラインセレクターを継続使用しつつスピーカーとベッドサイドのサブヘッドホンアンプで使おうと思います。

今後使ってみて良ければさらに1台追加してラインセレクターを廃止して各アンプに1台ずつ専属のD/Aコンバーターを使っても良さそうです。
その方が音質的にも有利ですね。

中国メーカーの製品ということで購入を躊躇していましたが、なかなか高性能なD/Aコンバーターだと思います。
なんといっても販売店のwebページなどで中身の写真をこれでもかというくらい公開している時点で質にはそれなりに自信があると思われます。

使用者の中には中身の改造も行っている方もおられるようですが、私はそこまでの知識は無いのでACアダプターの交換までにしておきます。
小さいながらもなかなかの性能を持ったD20は良い買い物でした。



B008E4FMHUTopping DAC [D20] デジタルアンプ Texas Instruments DIR9001 + PCM1793採用Topping

by G-Tools


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