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Olasonic NANO-NP1 Ver.1.10とナノコントローラーVer.1.0.7

購入して約1ヶ月半ほど経ったOlasonic NANO-NP1ですが、本体のソフトウェアとコントロール用アプリ『ナノコントローラー』がアップデートされました。

 link >>  Olasonic NANO-NP1:NANOCOMPO(ナノコンポ):Olasonic


本体の方はすでに6月末にアップデートされていたようですが、ナノコントローラーのアップデートで表示が出るまで気付きませんでした。
音質やデザインなどはとても満足して使用しているのですが、動作が少々不安定なところがあるので改善を期待しつつそれぞれアップデートしてみました。


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まずは、ナノコントローラーのアップデートですが、こちらはiPhone、iPadともに普通のアプリの更新同様にアップデートします。

今回のアップデートをするまでは曲の停止などの反応がとても悪く、何度もタップしてやっと止まるような感じでした。
それが改善されて反応がだいぶ良くなりました。

見た目の変更は、曲名のところで停止ボタンが出来て再生と一時停止が排他表示になったところでしょうか。
ボタンの反応が良くなって使い勝手がだいぶ向上しました。



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そして、本体ですが、こちらはOlasonicのwebサイトより更新ファイルをPCにダウンロードしてアップデートします。
本体をアップデート用モードにする必要があるなど、重要な手順がpdfファイルで添付されていますのでそちらを熟読してから作業を始めます。

PCのBIOS更新のように慎重に行いたいところです。
特に今の時期は台風の影響で停電したりすることもあるので作業中の停電は絶対に避けなければいけません。

作業自体は大した時間もかからずに終わりました。
Ver.1.00から1.10にアップデートしましたが、主な改善点は機能の強化と動作の安定性強化といったところでしょうか。


使用しているミュージックサーバーにもよると思いますが、私の使用しているacer REVOCENTER(Windows Home Server 2011 / Asset UPnP)では少々動作不安定でした。
純正アプリのナノコントローラー以外ではまともにアルバム1枚再生しきることが少なく、途中で止まってしまうことが多々ありました。

どうもNASでバックアップなど何か作業をしていると動作が不安定になるような感じなのですが、そのへんはハッキリしません。

今回のアップデート後、まださほど使っていませんがナノコントローラーの動作が良くなり連続再生も以前より安定した感じがします。
また、曲を選んでから再生するまでの時間も心なしか短くなったような・・・気がします。

とりあえず今のところは以前よりも安定した感じがするのでこのまましばらく様子見です。
あとは他のUPnP対応コントローラーアプリでも動作チェックしてみようと思います。

【レビュー】Olasonic NANOCOMPO NANO-NP1を使ってみた

IMG_0623s.jpg



ヘッドホン環境を整えだしてからずいぶん経ちますが、やっと音が安定してきた気がします。
最初の頃は高音がやけに耳に刺さるような感じでしたがそれもだいぶ落ち着いてきました。

ただ、D/Aコンバーターを足して、ヘッドホンアンプを足して、接続コードを変えて、とやってきましたが音の響き方が今ひとつという感じがしていました。
下流ばかり変えていてもそろそろ限界かもしれないと思ったのですが、再生機であるネットワークオーディオプレイヤーはあまり選択の余地がありません。

PCで再生すれば良いのにとも思うのですが、オーディオはオーディオ機材で専用機で再生したいのです。
音質云々よりもPC上で操作すること自体をあまりやりたくないのです。

このプレーヤーを変えたいと思っていたのですが、アップグレードするにはいきなり10万超えのフルサイズ高級機になりそうなので躊躇していました。
もう少し安くて音の良さそうなものはないかなと思っていたところ、今年の3月にOlasonicからちょっと気になる製品が発売されました。

それが、NANOCOMPOのNANO-NP1です。

 link >>  Olasonic NANO-NP1:NANOCOMPO(ナノコンポ):Olasonic


CDケース3枚分という小型の筐体でシンプルな外見とともに興味が沸きました。
ネットで情報を探してみたのですが、掲示板にもあまりコメントが無く、またブログなどでもほとんどレビュー記事が見当たらなかったのでどうしようか考えていました。

その後、いま使っているN-30よりも高音質らしいという話を見かけたので失敗しても良いかと思って購入してみました。



レビュー

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縦22.5cm、横25cm、厚さ8.5cmほどのコンパクトな箱です。
シンプルに真っ白な箱にグレーで文字が書かれています。



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箱を開けると左側に本体、右側に付属品が入っています。



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本体前面には電源スイッチと入力切り替えの2つのボタンがあるだけでシンプルです。
ロゴも左下と右下に小さく書いてあるだけでとても控えめです。

天板にはNANOCOMPOのロゴがエンボス加工で彫り込まれていてさりげなく主張しているのが良いです。



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背面は落ち着いたメタリックレッドになっていて全体が白とグレーのモノトーンの中アクセントになっていてとても綺麗です。
脚は最初から付いていますが、こちらも本体デザインに合わせた感じでなかなか良いです。

デジタル入出力、LAN、UP CONV切り替えスイッチ、DC INのみとなっています。
アナログ出力は無いのでD/Aコンバーターの機能を持っている機材が必要です。

デジタル入力は入力端子の少ないアンプやD/Aコンバーターとの接続を想定したものだそうです。
単なるスルー端子ではなく、ジッタの低減、アップサンプリング機能により48/96/192kHzへの変換が可能です。



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付属品はACアダプタ、ACケーブル、同軸ケーブル、LANケーブルです。
他に保証書付きの説明書があります。

同軸ケーブルはかなり短いので接続機器のすぐそばに設置するには丁度良いかもしれません。



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LUXMAN DA-100の上に載せてみました。
横幅がほんの少し大きいですがほぼ同サイズでおさまりが良いです。




感想

Pioneer N-30からのアップグレードで購入してみたNANO-NP1ですが、結果としては大変満足です。
まずは最も気になる音に関してですが、これは明らかに良くなりました。

N-30で気になっていた高音の刺さりも無くなり全体的な音の響きも綺麗になりました。
音の粒立ちも良くなって弦の響きなども美しく聴こえました。

女性ボーカルのサ行の響きもだいぶ緩和された感じで聴きやすいです。

LUXMAN DA-100のdf1で聴きづらくdf2で常用していたのですが、df1でも綺麗に聴こえるようになってdf1と2を切り替えて楽しめるようになったのが良かったです。
また、高音の刺さりで聴きにくかったBeyerdynamic DT990Proもだいぶ聴きやすい音になりましたのでこのヘッドホンの魅力があらためて分かった感じです。


見た目がシンプルでとてもスッキリしたデザインです。
写真で見ると樹脂筐体のようにも見えますが、アルミダイキャスト製で小さいながらもズッシリとした重さがあります。

前面の入力切り替えの上に付いているランプも緑と白でギラギラした感じは無くソフトな光りです。


見た目以上に機能もシンプルで、入出力ともにデジタルしかありません。
ヘッドホン端子もありませんし、D/Aコンバーターが無いと再生出来ないので要注意です。

このへんの割り切ったシンプル設計は好感が持てます。


操作ボタンが無くリモコンも付属しないので曲の再生停止などの操作はスマートフォンやタブレットなどからアプリを使って行います。
設定なども特にすることなく、LANケーブルを繋いで電源を入れるとしばらくしてから緑のランプが点灯してすぐにNASを認識出来ました。

iPhone5とiPad Retinaで使ってみましたが、操作に関しては少々難ありです。

専用アプリのナノコントローラーが公開されていて、アプリも日本語表示で使いやすいのですが再生している時は他のことが出来ません。
音楽再生している時にアプリを切り替えてしまうと現在再生している曲で終わってしまいます。

私の使っているNASとの相性もあるかもしれませんが、どうも調べてみると現状ではそういう仕様らしくアプリで再生機をコントロールしているのでアプリを起動状態にしておく必要があるようです。
この点に関してはN-30の方がはるかに便利です。

N-30は、本体にプレーヤーソフトの機能が入っているようで外部アプリを閉じても再生は止まりません。
付属のリモコンで直接操作も出来ますのでスマホやタブレットも必要ありません。

それに比べると少々不便ですが、操作は画面の大きいiPadを操作しやすい場所でスタンドに立てかけてやることにしようと思います。
他にも動作確認されているアプリがいくつもあるようですのでそちらも今後試してみようと思います。

また、MACアドレスなどの情報はPCやスマホなどのブラウザ上で確認することが出来ます。


そして付属の説明書には記載の無い機能でネイティブモードというのがあります。
通常は背面のUP CONVスイッチにより48/96/192khzにアップコンバートして再生するのですが、このアップコンバート無しに入力されたサンプリングレートのまま出力するものです。

詳細は公式サイトにpdfで説明書がありますが、電源ボタンの長押しで切り替えます。
現在聴いている音源はCDからリッピングしたFLACファイルで全て44.1khzなので出来ればこのまま聴きたいと思いましたのでネイティブモードを使っています。

ここは好みで切り替えてみて音の違いを楽しむのも良いですね。



果たして再生機を変えてそれほど変わるのだろうかと思っていましたが、かなり大幅な変わりようで驚きました。
最も気になる音質がだいぶ向上したのは機材を変更した甲斐があります。

操作に多少難があり、完全にアップグレードになっていないところは少し残念ですが音の良さで十分満足です。
シンプルなのがとても好感が持てますが、それゆえに再生に必要な機材を持っている必要があります。

シンプルなわりに価格が高いかなとも思ったのですが、音や本体の作りを見ても十分満足いくものでした。
NANOCOMPOシリーズの1製品なので同シリーズの製品と合わせるのが見た目的にも良さそうですが、D/Aコンバーターやヘッドホンアンプはお気に入りがあるのでこの製品単体で利用することになると思います。

カラーが白のほかに黒もあります。
表面の仕上げ処理にもよりますが、黒はホコリが目立ったり触ると指紋が気になるので白にしてみましたが結果としては綺麗な色で良かったです。

今後は同軸ケーブルを変えてみたり、他のプレーヤーアプリも試してみて使いやすいものを選んでみたいと思います。



試聴環境

acer REVOCENTER(Windows Home Server 2011 / Asset UPnP)
↓LANケーブル(型式不明)
NETGEAR GS108v3
↓ELECOM LD-GPY/WH3
Olasonic NANO-NP1(ネイティブモード)
↓audio-technica AT-ED1000/1.3
LUXMAN DA-100 + LUXMAN JPA-10000
↓audio-technica AT6A66/1.0
LUXMAN AS-4III
↓自作ケーブル(BELDEN 8412 0.8m + REAN NYS352G)
ORB JADE casa
↓自作ケーブル(MOGAMI 2944 2m + NEUTRIK NP3X-B + REAN RT3FC-B)
AKG Q701

※音源はCDからリッピングしたFLACファイル 44.1khz。
※NANO-NP1以下の電源はTASCAM AV-P25RMKIIIに接続。




B00IVWIQLOOlasonic NANO-COMPO ネットワークプレーヤー ホワイト NANO-NP1東和電子 2014-03-17

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