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2014-10-04

3.5ステレオミニミニケーブルを作ってみた

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先日購入した中村製作所 AClear Porta NIP-01をここ数日使っていますが、なかなか具合が良いです。
音のにじみが無くなり綺麗に鳴っている感じです。

ただ、ノイズとまではいきませんが少~し音のザラつきを感じるので付属のケーブルを変えてみることにしました。
既製品でも良いのですが、マイナーなミニミニケーブルは良いモノを買おうとすると結構イイお値段になってしまいます。

それなら自分で作ってしまえということで今回は3.5ステレオミニミニケーブルを作ってみました。


材料は、3.5mmステレオミニプラグ2個とそれを繋ぐケーブルです。
今回は、ミニミニケーブルでよく見かける三つ編みをしたものにしたかったのと線材のシースが透明で中身が見えるものにしようと思いました。

そこで線材として選んだのがアムトランスのOFC0.9mm 金メッキフッ素線です。
プラグは以前から使ってみたかったオヤイデ電気のP-3.5Gを使いました。

購入はどちらもオヤイデ電気です。


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今回はまず三つ編みのやり方をネットで調べるところから始めました。
テキトーに検索するといくつも出てきますので見やすいものを選んで編む順番を覚えます。

そして、ビニール紐で何度か練習してから実際に編んでいきました。

プラグへの半田付けの前にフッ素線を3本用意してからそれをバイスに固定して少しずつ編んでいきます。
少し長めに編んでから後で長さは調整しました。

その後、両端をプラグの半田付け部に合わせて切断しますが、単線で硬いのできちんと長さを合わせないと半田付けしたときに長さが合わなくなるので要注意です。
今回使ったP-3.5Gは買う前から半田付けが難しいと思っていたのですが、ダメ元でチャレンジしてみようと思いました。

コールド→左ホット→右ホットの順で下から半田付けしました。
コールドは簡単に付けられるのですが、左右の半田付けが小さいうえに近いので大変でした。

しかも硬い単線を使ったので少し曲げるだけで真ん中の左ホットがポロリと外れたりして何度か付けなおしました。
念入りにケーブルテスターでチェックしてから熱収縮チューブを付けてカバーを留めて完成です。


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熱収縮チューブの長さが違っていたり片側の三つ編みが少しほどけてしまっていますが・・・。
今回のケーブル製作は今までで1番苦労しました。

使い勝手を考えると単線ではなく撚り線を使うべきだったかなと思います。
ある程度は曲がりますが、あまり動かすと半田がポロリしそうで恐いです。

フッ素線は0.9mmではなく0.7mmでも良かったかもしれません。

オヤイデのプラグは見た目はとても綺麗なのですが、半田付けしにくい形状なのが難です。
REANのNYS231BGなどの方が作りやすそうですね。


完成後、緊張の中で音出ししてみました。
田村ゆかり、霜月はるかの各アルバムを聴いてみましたが、第一印象で付属ケーブルよりもクリアな感じがわかりました。

そして、締まった低音がしっかり出ている感じです。
音の見晴らしが良くなったという印象ですね。

ただ、若干音が硬質な感じがします。
柔らかい音を期待するとちょっとイメージが違う感じです。

材料費は2,300円ほどでしたが、見た目も悪くないですしなかなか良い感じに出来ました。
ケーブルが短くて済むので少し高めのケーブルを使うのも良いかと思います。

機会があれば別のケーブルを使ってまた作ってみたいと思います。

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